サバネコ

元トレイルランナーの奮闘記

山について

昨日のレース中止から一日経過し、今日は一日ずっと今後の山のレースについて考えていた。

自分がトレイルランニングを始めたきっかけは、もともと近所で行われている山岳レースを知って「自分もいつか挑戦してみよう!」と思って始めたトレイルランニング、登山も趣味で少しやっていたのでトレランにはすぐにハマっていった。

山のトレーニングを始める前は近所を一人走っているだけで、ハーフマラソンやフルマラソンのレースでは常に一人の状態だった、人見知りの性格なので地元のランニングクラブ等にはもちろん所属なんてしなかった。

山を舞台にしたレースはロードレースと違い、筋肉の使い方や地形やコースを覚えないと完走出来ないと思い、毎週山に通ってトレーニングしていた。

山に足しげく通っているうちに、少しづつだが声を掛けてくれることが多くなった。「よく見掛けます」とか「頑張ってますね」など。

そこから知り合いが多くなり、いまでは関東近辺のレースに出場すれば誰かしら知り合いにお会い出来る程になった。トレイルランニングの世界はまだ規模が小さいということもあるが...。

昨日のレースでもお知り合いの方が10人~20人ぐらいは出場していたと思う。そのうち半分は自分と同じ100kmに出場していました。

亡くなった選手とは面識がありませんでしたが、同じスタート地点に立った仲間として本当にお悔やみを申し上げます。

昨日のレース中止直後から自分宛にたくさんの安否の連絡をいただいたり、今日も数件心配のメールが届いたりしました。本当ありがたいと思いました。

「自分は絶対大丈夫!」ということなど山にはありません、明日は我が身に起こることだと身を引き締めて、いままで以上に慎重に山とお付き合いできればと思っています。

f:id:w-click:20171119235312j:plain