【ハセツネ】『第25回 日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)』参戦!
第25回 日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)レースレポ
今年も年に一度の”大人の運動会”こと、
日本山岳耐久(ハセツネCUP)に今年も参戦してまいりました。
Q:日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)とは?
A:いわゆる山を舞台にした山岳マラソンです。
俗に言うトレイルランという競技の大会です。
レース内容の詳細は以下のオフィシャルサイトを参考にしていただければと思います。
ハセツネ(長谷川恒男)カップ 日本山岳耐久レース オフィシャルサイト
レース当日
昨日、一昨日と寒い気候だったにも関わらず、
レース当日は見事な晴天となりました。
しかし、
10月に突入したにも関わらず朝から強烈な日差し+気温!
受付時にはかつて既に猛暑!
これは今年も暑い炎天下レース確定です...
スタート
日本山岳耐久レース(ハセツネ)のスタートは他のレースと比べ非常に遅く、
午後13時00分スタートなのでゆっくり準備して整列となります。
今年は去年と比べると暑さが強烈なので、
例年よりも持参する水を2ℓ積んでスタートすることにしました。
※ハセツネは途中で水1.5ℓしか補給出来ないので、荷物は各自で調整しなけれなりません。
第一関門「浅間峠」
序盤の広徳寺の坂を登りきった場所で例年どおりの大渋滞発生!
年々ここでの渋滞は酷くなるばかりです。
少し進めば開けるので慌てない、
渋滞が終わっても慌てずのんびり進む、
周囲はガンガン飛ばしていく、大丈夫か?
暑さに弱いにで前半は抑えて走っているにも関わらず既にグロッキー状態、
序盤はアップダウンの連続でとにかく疲れる、
山中にも関わらず暑さが蒸してたまらない、
ヘロヘロ状態で第一関門「浅間峠」に約4時間で到着する。
過去最遅、先が思いやられる。
第二関門「月夜見第二駐車場」
丸山あたりから霧が発生!
このあたりから暗くなってライト点灯、
暗くなれば冷えて気温と湿度が下がると思いきや全然下がらず蒸し暑い…
とにかく我慢のレースが続きます。
やはりライトはレッドレンザーに限る!
尋常じゃない明るさ、本気でお薦め!
キツくなってきたけど根性で三頭山を登頂!
唯一のエイドがある第二関門である「月夜見第二駐車場」に到着、
ここまで7時間30分ぐらい掛かったかな?
暑さにやられなければもっと早く来れるんですけどね、まあ、こんなもんです。
ますます霧が濃くなってくる。
黄色のセロファンをライトをヘッドライトとハンドライトに着けているけども、
霧が濃すぎて乱反射して見づらいけど、
過去3回出場しているのでそこは経験で頑張ります。
水1.5リットルを補充してもらい出発!
降りると霧が停滞していて1mぐらいしか先は見えず、
まさに『白い闇』です。
これからの道中はすべて頭に入っているのでコース、登り、下りはわかるので大丈夫!コースミスもすることもなく御前山に到着です。
手前にあったハロウィン型のミラーボールとても綺麗で気持ちが和みました、
10月といえばハロウィン、
素敵な演出にグッジョブです。
たんたんとオオダワまで進んだら休憩しようと思ったけれど、
これといって休む理由もないのですぐに大岳山へ向かう!
大岳山を登っている最中に雨が降り出してきました。
ただでさえ岩場で足場が悪い地帯、
慎重に足元に気をつけながらゆっくり山頂まで登りすぐに下山、
「第三関門 長尾平」まで止まることなく走り続けも既に体力は限界に近い状態です。
第三関門「長尾平」
「第三関門 長尾平」がある御岳まで走り切る。
あとは日の出山と金毘羅尾根をクリアすれば終わり、
余程の事が無ければ完走はほぼ確定だけど、
油断せず気を引き締めて先に進む!
しかし、既に疲労困憊...
ヘロヘロ状態で日の出山に到着するもグロッキー状態、
残すは金毘羅尾根を走るだけだが、
体力を使いきってしまい惰性でなんとか走る。
金毘羅尾根のやさしい登り返しで走れず歩いしまう、
ボロボロになりながらもゴールの五日市会館に到着!
結局、ゴールタイムは12時間を過ぎてしまい過去ワーストを記録する。
まあ苦手な蒸し暑い中でゴール出来ただけでも良かったかなと思います。
今年のハセツネは多くの選手が途中で暑さや体調不良でリタイアされたと聞いています。完走率は過去最低を記録したとのことです。
確かに今年は「高温多湿」「濃霧」「路面状況の悪さ」と三重苦の厳しいレースだったと思います。
そんな中でワースト記録を更新したとは言え『無事にゴール出来た』ことは良かったことだと思いました。また来年頑張りたいと思います。