先日、五日市へトレランに行ったときに挑戦した、
『武蔵五日市の新しいトレイルコース【裏山ファイブ】に行ってきました!
(前編・後編)』が、
東京裏山ベースさんのFace Bookにシェアされていました、
ありがとうございます!
ブログを書き始めて約2か月しか経過していないポンコツブログですが、
まさか取り上げていただいけてるとは思いませんでした、
本当に嬉しく思っています。
そこで、前編・後編のブログにて泣く泣くカットした
『裏山ファイブのルート中にある史跡』
を紹介したいと思います。
史跡好きの自分としては裏山ファイブルートは史跡だらけなので最高に楽しかったです。
今回のブログを読んでいただいてから、
裏山ファイブを走られてみると少し面白くなるかもしれません(たぶん)。
大悲願寺
第1山 天竺山~第2山 網代城山へ向かう途中にあるお寺
『大悲願寺』
ここはかなり歴史もあり有名なお寺です。
あの有名な戦国武将・伊達政宗ゆかりのお寺でもあります。
伊達政宗の末弟がこの大悲願寺の住職だったこともあり、
ある日、伊達政宗がたぶん秋川に鮎釣りに訪問したときに、
末弟に会いにこの大悲願寺に訪問しました。
その際に大悲願寺に咲いていた『白萩』を気に入り、
仙台へ帰ったあとに「白萩を分けて欲しい」と言ってきたそうです(白萩文書)。
自分が大悲願寺に訪問したときには白萩は咲いていませんでした、
萩の開花は9月に咲くみたいです。
いまは手入れの為、刈取られていて跡形もありませんでした(下の写真)。
ちなみに仙台銘菓「萩の月」とは別です。
この大悲願寺は白萩だけではなく見どころは他にもあります、
境内の隣にある観音堂には国指定重要文化財『木造伝阿弥陀如来三尊像』があります。しかし、年1回の御開帳のときにしか拝観出来ない為、普段は見ることができません。
年1回4月21日に御開帳されるそうです。
木造伝阿弥陀如来三尊像が見れなくても、
木造伝阿弥陀如来三尊像が収められている観音堂の彫刻が素晴らしいです。
正面欄間の左側が『極楽』、右側が『地獄』を表現しています。
謎の伝説彫刻家・左甚五郎の作品かと思わせる見事な彫刻です。
凄すぎてここで15分ぐらいは見とれてしまいました(笑)
さらに正面の『仁王門』も立派な作りで、
門の左右には『仁王像』も鎮座しています。
これだけでも自分は大満足でしたが、
仁王門の天井画には狩野派画家・森田五水、藤原善信の作品を見ることが出来ます。
『大日如来を囲んだ草花の図』、
かなり見えにくいのですが、とても繊細に描かれています。
もう少し大悲願寺で紹介したいところはあるのですが、
大悲願寺だけで終わってしまいそうなので次に行きます。
網代城山
第2座 網代城山に到着すると山頂には一つ看板が立てられています。
この看板のおかげでいままでハセツネコースを試走していたときに思っていた、
もやもやが一気に晴れました。
以下、自論です。
八王子には滝山城(八王子城)があり戦国大名・北条氏照がこの地を納めていました。
戦国にゆかりのありそうな名前があるなとずっと思っていました、
今回のこの看板に書かれている事のおかげで、
それらは敵の侵略を監視する防衛基地(ベースキャンプ)の役割をはたしていて、
それぞれの狼煙が見える範囲に配置されていることがわかりました。
最高のロマンを感じてます。
この時点で本当に大満足すぎて、
網代城山山頂でのラップタイムの写真撮り忘れてしまいました。
(この時点で裏山ファイブ達成抽選会応募断念!)
看板に本丸などの配置まで描かれているという丁寧さ、
とても親切な対応に再び感動しました。
ここでも10分ほど見入ってしまいました。
また後編に続きます
さらっと書く予定でしたが、気づけばかなり長くなってしまったので、
裏山ファイブ お薦めスポットも前編・後編に分けて書くことにしました。
(今熊山が長くなりそうなので)
残り今熊山・戸倉城山・琴平神社の3座も素晴らしい史跡があるので、
次回、照会したいと思います。