サバネコ

元トレイルランナーの奮闘記

まさかの吹雪!飯能アルプスの洗礼を味わってきました。

奥武蔵へ(飯能アルプス) 

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知り合いのトレイルランナーが「冬は奥武蔵」と言っていたので、久しぶりに飯能アルプスへ行ってきました。

飯能アルプスは低山の連続でアップダウンが激しく、眺望もあまり良くなく、水場がない、何よりも走りにくいところです。しかし、稜線沿いに西武線が通っているので万が一のときはエスケープしやすいところでもあります。

飯能アルプスはトレイルランナーは少ないが、ハイカーにとても人気があります。この日もたくさんのハイカーに会うことが出来ました。 

 

天覧山

f:id:w-click:20180205152607j:plainスタート直後に一番初めに登るお山です。標高195m、スタートから7分で山頂に着きました。登りやすいので人はかなり多いです、飯能市街が見渡せます。

天覧山の北側は日陰なので階段は雪が溶けていなく滑りやすくなっています。次は多峯主山(とうのすやま)を目指します。 

 

多峯主山 

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多峯主山(とうのすやま)長い階段を登ると稜線になります、雪はこんな感じでありますがハセツネ30Kコースほどではありません、

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多峯主山山頂・標高271m、やや急登を頑張って登ってきた割には「こんだけかよ?」と思います。ここは天覧山よりハイカーが多いです。眺望も良いし、高麗駅からもアプローチしやすいのでかなり人気のある山だと思います。

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多峯主山を降りて久須美坂方面へ向かいます、ここから雪はあまりなかったのですが、地面がぬかるんでいてすべりやすかったです。

森を抜けて行くと一端車道に出ます、そこから少し北上すると飯能アルプス・永田入口があります。

 

永田尾根 

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ここの登山道はちょっと不思議な感じで住宅街の目の前を通ります、いつも通るたびに大きな音を立てないように、そろ~っと通過します。

しばらく行くと3人組のトレイルランナーご年配のハイカーにお会いする、みなさんとてもハキハキされていて山を楽しまれていました。

 

天覚山 

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また車道に出る。

天覚山に登るがなかなかしんどい登り、何故かいつもここの登りはOSJ奥久慈50Kの男体山の登りを思い出します。

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天覚山山頂、ちょうどお昼だったのでハイカーさんがたくさん休憩されていた、自分も一緒に昼飯を食す、飯能アルプス後半の雪具合をお聞きする、ハイカー5人組から登頂記念写真の撮影を依頼される、みなさんいい笑顔でした。

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こんな感じの道が多くなるが、チェーンスパイクを使用するほどではないです。

雪よりもアップダウンの多さがしんどい、本日は走らずに歩きまくっているのに登りにパワーが出ないのにがっかり、かなり衰えまくっている。情けなし。

  

大高山 

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大高山が見え始めたときに、だんだん当たりが暗くなってきて、頭上から白いモノが降り出してきました、まさかのが降り出す事態!

とりあえず大高山を目指して進むが、進むにつれてどんどん空はドス暗くなるし、雪も吹雪いてきました。

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大高山山頂、写真には写ってませんがかなりの吹雪でした。

最低、子の権現まで行きたかったが天候の回復見込みがないことと、雲の流れを見ると先に進んでもますます酷くなるのがわかるので、ここで撤退を決意する。

ちょい先に進むと前坂から吾野駅エスケープ出来るが、足も体力も温存してあるのでスタート地点まで折り返すことにする。

 

復路スタート 

ますます吹雪いてくるが動いていれば大丈夫、持ってきたトレントフライヤ上下を着込むほどではない、道中でお会いした3人組のトレイルランナーやハイカーの人達に再会する、みなさんエスケープルートや装備をしっかりしていたので安心しました。

知らなかったら強制引率するところでした(笑)

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天覚山のベンチにて撮影、東吾野駅方面は雪雲で何も見えないが、奥多摩は方面はくっきり見える。どうやら奥武蔵だけ雪が降っているようです。

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東峠 

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天覚山から東峠に降りてくると雪が止む、ここでしばらく立ち止まる。

ここは昨年のFunTrailsでレースが終わった思い出の場所、30人だけ先に行けたが大勢の選手はここで下山、懐かしいです。 

 

再び永田尾根 

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来た道を早歩きで帰る、しかしアップダウンの多さは変わらないのでしんどい、飯能アルプスさんの手痛い洗礼をいただきました。

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多峯主山から大高山方面を見る、すんげぇ雪雲が鎮座しています、撤退して正解でした。

午前中は快晴でしたが、昼過ぎからまさかの雪、まさに『山の天気は変わりやすい』でした。

 

反省

吹雪で目標としていた場所までは行けませんでしたが、いろいろと得られるものは大きかったです。トレランシーズンも徐々に始まってくるので、シーズン再開までに何やっていかなければいけないのか?ぼんやり見えてきた気がします。

やっぱり山は面白いです。

 

▼雨・雪に羽織っています、山はトレントフライヤーです。 

〇男性用

(モンベル)mont-bell トレントフライヤー パンツ Men's 1128543 BK ブラック L

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 〇女性  

 

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