サバネコ

元トレイルランナーの奮闘記

第6回トレニックワールドinおごせ・ときがわ 備忘録

第7回トレニックワールド in おごせ・ときがわ

7月8日(日)『第7回トレニックワールド in おごせ・ときがわ 50km&30km』が開催されます。

 

 

トレニックワールドといえば、

先月開催され出場した『彩の国100mile &100km』でお馴染みの団体です。

トレニックワールドさんで主催している主なトレランレースは、

彩の国、おごせ・ときがわ、外秩父」の3本です。

昨年はすべて出場しましたが、

今年の出場は彩の国のみです。

 

おごせ・ときがわ」も出場したかったのですが、

彩の国終了時点では既にエントリー満了状態でした。

その後、

ゆずれ~るでワンチャンスを狙っていたのですが、

チャンス来ずで終了!

 

今年は出場出来ませんが、

出場される選手の方々の参考になればと思い、

昨年の備忘録でも書いてみたいと思います。

 

 

第6回トレニックワールド in おごせ・ときがわ 50km備忘録

昨年のおごせ・ときがわの開催日は9月3日開催でしたが、

今年は7月に変更になりました。

その代わり外秩父が9月になりました。

 

 

▼ 大会概要
制限時間
  • 50km (制限時間11時間)
  • 30km (制限時間8時間)
距離
  • 49.5km (累積標高差: 2,795m, ダート率: 60.6%)
  • 30.3km (累積標高差: 1,505m, ダート率: 48.3%)
コース

 

彩の国、外秩父に比べれば優しいコースです。

このコースで一番きついのは終盤にある新柵山の急登、

50kmの制限時間も11時間もあるので、

しっかりトレーニングしていれば完走出来ると思います。

 

第6回おごせ・ときがわレースレポ

昨年の9月はかなり絶不調

8月はほぼ山にも行けず状態で、

ロードも月間200kmしか走れていない状態でした。

 

試走には1回行けましたが、

筋肉の衰えが酷いので出場しようかかなり考えました。

しかし、

 

エントリー費がもったいない!

 

ということでとりあえずは走ることにしました。

 

 

スタート

完全な未知の状態でどうなるか不安のままスタート、

9月だけどかなりの暑さ、

序盤はロード区間が多く、

少しだけ林道は走ったりしますが、

黒山三滝からの本格的なトレイルが始まるまで走りきれます。

 

山猫軒までの激坂と火の見下から黒山三滝までの坂は、

かなりきついが根性で走る。

序盤の坂で一番キツイところで鹿の死骸がいきなり横たわっていました、

あれはガチでびっくりしました。

 

黒山三滝までなんとか走りきり、

第1エイド 傘杉峠までの登る。

そんなにきつい登りではないのですが、

筋肉の衰えはやはり酷くてかなり抜かれる。

 

傘杉峠まででかなり疲れたが、

ようやくエンジンが点火してきた感じです。

このまま関八州見晴台まで頑張って登る!

 

 

 

 

 

 

お馴染みの関八州見晴台、

ここから大野峠までFTR100&50コースを逆走します。

関八州見晴台~飯盛峠~ブナ峠~ツツジ山~刈場坂峠~カバ岳~大野峠

ちょい復活したので、

ゆるい登りは走って登るようにしました。

(これが後々の悲劇の引き金になる)

 

大野峠エイドで知り合いがボランティアをしていたので、

少しお話する。

順位は20位ほどとのこと、

「えっ、そんな順位にいるの?」

と驚く、

完全にいまの状態ではオーバーペースで突っ込んでいると自覚、

嫌な予感がする...。

 

大野峠~堂平山まではほぼ彩の国のコースを逆走、

彩の国と違うのは、

  • 剣ケ峰には登らず巻き道を進む
  • 堂平天文台をぐるっと一周する

だけです。

 

剣ケ峰手前でプチハンガーノック

そして左足大腿筋内側が攣り始める、

嫌な予感的中です。

 

腹ペコ状態で堂平山エイドに到着、

エイドにて腹に溜まるものをいただきました、

腹が減っていると美味しさアップ!

エネルギー充填完了、

しかし、

エネルギーが還元されるまで我慢のレースは続く...。

 

堂平山エイドの次は慈光寺エイドへ向かいます、

ここの区間は『第一回トレニックワールドin彩の国』のコースをほぼ逆走(金獄は行きません!)、

急な下り×2、林道、トレイルという感じです、

ここの区間はちゃんと走れるとタイムが稼げます。

 

慈光寺エイドに到着するとかなりの選手がいたので、

ここで頑張れば順位を上げられるぞ!

と気合を入れ直すが、

宿交差点を越えた、

日吉神社からのトレイルの登りで、

いままで誤魔化していた左大腿筋肉内側がおもいっきり攣る!

過去最大のケイレン発生、

しばし動けずで完全にストップしました。

 

残り約16km、

かなりヤバい状況、

完走すら怪しい状況に一遍しました。

 

少し落ち着くと痛みが治まるので、

治まってるときだけ動けるようになりました。

しかし、

このコース最大の「新柵山」の登りが残っています。

新柵山は彩の国では、

くぬぎ村交流館から少しのアップダウンで辿り着く山なので、

きつかった印象がありませんでしたが、

逆から登ると低山なので、

かなりの急登になります。

 

足を4回攣りながらもなんとか登る、

両大腿筋が10分に1回攣る感じで、

その度に立ち止まる始末、

半分泣きながら「くぬぎ村交流館エイド」に到着、

既に終了状態ですが、

まだまだゴールは遠い、

林道を走り、

猿岩峠・大築山の登りでも痙攣しながらもなんとか登り切り、

大楠エイドからゴールのニューサンピア越生までは林道の下りなので、

最後は気合で走り切り、

痛みを堪えながらなんとかゴールしました。

 

 

感想

実はトップ10以内を目標にしていたこのレース、

7月下旬から8月いっぱい、

なかなか走ることが出来ず、

不安材料を抱えながら挑んでみたものの、

見事に筋肉痛を越えてボロボロで完走というレースになりました。

 

この時のレースのダメージが後日悪化し、

ハセツネ2週間前に肉離れを発症してしまいました。

 

レースはスタート地点とゴール地点が一緒なので、

荷物の心配は特にありません、

開催場所がニューサンピア越生なので、

ゴール後は即入浴出来ますので、

お風呂セットの持参を忘れないようにです。

 

要所要所にきつい箇所はありますが、

比較的走りやすいところも多いですし、

制限時間も長いので、

とても良いレースだと思います。

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