サバネコ

元トレイルランナーの奮闘記

【UTMF】UTMF2020大会概要がついに発表されました。

UTMF2020大会概要

 

昨日(10月2日)「UTMF2020大会概要」が発表されました。

2019年度と変更部分が若干見受けられるので、

ちょいと指摘してみようと思います。

※以下、公式ホームページより引用

 

ウルトラトレイル・マウントフジ2020大会概要 【大会概要】 (1)開催日程 2020年4月24日(金)〜26日(日) (2)開催種目 ウルトラトレイル・マウントフジ(1種目のみ) 距離:約161km 累積標高差約7,580m 募集人数:2,400人 スタート時刻:4月24日(金) 15時 (第1ウェーブ スタート)、15時30分 (第2ウェーブ スタート) 制限時刻:4月26日(日)13時30分 スタート会場/富士市 富士山こどもの国 フィニッシュ会場/富士河口湖町 河口湖総合公園 (大池公園から変更) (3)エントリー受付期間 2019年10月16日(水)12時~10月27日(日)23時59分 抽選制 (4)参加資格 ・大会当日に18歳以上の男女で、コースを迷うことなく制限時間内に完走できること。 ・大会エントリー開始日の3年前(2016年10月16日)から前日(2019年10月15日)までの間に、国際トレイルランニング協会(ITRA)がポイントを認定しているレースに出場・完走し、下記の規定ポイントを獲得すること。 ただし最低1レースはエントリー開始日の1年前(2018年10月16日)から前日(2019年10月15日)までに開催されるレースとする ・最大3レースで10ポイント以上 <備考> *UTMF2019において、ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)165kmを完走された方にはUTMF2020大会への優先エントリー権を付与します。 *参加資格は原則2018年から2020年まで変更はありませんが、ITRAポイントの獲得数のみ、ITRAポイントの規定の変更に伴い変更をしています。 *エントリーの際には完走した大会の名称、開催年月日、レースナンバー、タイム、ITRAが発行するパフォーマンスインデックスを必要とします。 *パフォーマンスインデックスにより第1ウェーブスタートと第2ウェーブスタートを振り分けします。 【申請大会のITRAポイント、リザルト、ご自身のパフォーマンスインデックスの確認方法】 国際トレイルランニング協会(ITRA)公式サイトhttps://itra.run/community/(英語・フランス語・スペイン語)にて ○ご自身の出場したレースのポイント・リザルト・パフォーマンスインデックスの確認 TOPページ→Find a runner→氏名・国籍を入力・検索。 ○ITRAのポイント認定レースの確認 TOPページ→Races→Calendar→開催期間(Period)・開催国(Location)等を入力・検索。 詳しくはこちら (5)抽選結果発表 2019年11月 19日(火) 12時~ (6)エントリー費 36,000円(決済手数料別途=エントリー料の5.5%) エントリー費入金期限:2019年12月 3日(火)23時59分 (7)寄付エントリー 寄付エントリー参加資格 NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部の環境事業に使う事を目的にした 寄付金を10万円寄付(エントリー費込み)して頂いた方で、(4)の参加資格を満たす方。 募集人数:先着制100名 (国内在住者、海外在住者合計) <注意事項> ・寄付金については税制控除の対象になりませんのでご注意ください。 ・寄付エントリーを頂いた方の寄付金及び参加費には入金手数料は発生しません。 ・NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部の環境事業は、富士山麓のトレイルの環境調査やトレイル整備等にかかる費用に活用されます。 過去の活動については以下を参照ください。 https://www.ultratrailmtfuji.com/environmental/activities/ (8)申し込みのキャンセル・変更について ・入金手続き完了後の、いかなる場合があっても申し込みのキャンセルはお受けできません。参加費の返金は行いません。 ・払込期限後に支払手続をされても申し込みは無効となります。この場合、所定の事務手数料を差し引いて返戻いたします。 ・大会参加の権利を第三者に譲渡することはできません。

 

▼  2019年度と2020年度の変更点は以下の2点
  1. スタート時刻が15時(第1ウェーブ スタート)、15時30分(第2ウェーブ スタート)によるウェーブスタート方式の変更
  2. 参加資格のITRAポイントが12→10へ減少

 

 

ウェーブスタート方式の変更(第1ウェーブ15時、第2ウェーブ15時30分)

これは意外な変更でした!

まさかウェーブスタート方式に変更されるとは思いませんでしたよ、

おそらく今年のウォーターエイド先の鉄塔ゾーンと天子の渋滞等の考慮だと思われます。

しかし、

単純に第一ウェーブ(1200人)、第二ウェーブ(1200人)で分けたとしても、

たった30分であの渋滞が緩和されるとは思えないんですけど大丈夫?

第一ウェーブの走力者がどれほどなのかわかりませんが、

もしも第一ウェーブで以上の場所で渋滞が発生してしまったら、

すぐに第二ウェーブの先頭集団が追い付いてくると思われます。

そしたらまた渋滞必死ですね。

それと地味に15時スタートに変更となっている???

なんでしょうか、会場入りのバスの運行が今年は芳しくなく、

荷物検査にかなり時間が掛かってしまった為なのか?

もしくはスタートに少し時間にゆとりをもたせるようにしたのかな??

それとも交通規制の許可が上手くいかなかったのか???

真相は良くわかりませんが、

15時スタートというのも随分と遅いスタートになったものです。

第1エイド前には周囲が暗くなってしまうと思います。

 

 

ITRAポイントの減少(12→10)

【参加資格】

最大3レースで10ポイント以上

昨年までは最大3レースで12ポイント必要でしたが、

来年は2ポイント減少し最大3レースで10ポイントとなるようです。

 

どうしたの?

 

随分と緩くなっちゃった印象です。

今回の変更でエントリーする人は増加すると思いますが、

果たして良い策だったのかなぁ、

今年は募集人数よりも多くの人がエントリーして抽選になりましたが、

3~4年後にはジリ貧になってくるのは必至、

どうも今後の人員確保の対策の為にポイントを下げたとしか自分は思えないんですよね...。

(自分ひねくれた考えの人間なので)

『単純にトレランを知ってもらい且つ誰でも出場しやすいように門戸を広げた!』

と思えば良いのかな?

基準が低くなり挑戦者が増えるのは良いと思うのですが、

どうしても量の確保としか思えないです。

 

以上の2点が「UTMF2020」の大きく変更した部分かなと思います。

まだ正式なコース発表がされていないので一概には言えませんが、

まず富士山こどもの国スタートからなのは変わらないようです。

大渋滞を引き起こした鉄塔ゾーンと天子山塊、

トレイルをフルボッコにした熊森山周辺と竜ヶ岳、

ここら辺ははたして2020年度のルート変更されるのか?

自分はとても注目しています。

現時点で距離が161kmにもなっているので、

どこかの区間はいじっているようです。

 

2019年10月16日から約10日間のみでエントリー受付が始まります。

何と言っても憧れのレースとして捉えている人が多いUTMF、

今年も抽選になると思われます。

門戸が広がって挑戦出来るチャンスが広がったので、

ITRAポイントが10ある人は挑戦してみてはいかがかと思います。

 

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