山は怖いところ
奥多摩の遭難の件について
昨日、ぼちぼち寝ようかと思った頃、『奥多摩で13人遭難』のニュースがあがってきました。
SNSで知り合った日本人と中国人あわせて13人で三頭山に登りに行ったとのこと、記事を読む限りでは午前中から登り出して、途中からルートがわからなくなって下山出来なくなったとのことです。
何人か衰弱して動けなく、ヘリまで出動する事態なってしまったようですが、とりあえず生きて生還出来て良かったですね。
三頭山の思い出
三頭山は日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)のコースで通るところのなので、レース及び試走を含めて過去何十回も行ったことはありますが、
ルートがわかりにくいと言えばわかりにくいです、結構、複雑だと思うんですけど、自分だけかな?
去年の初夏の頃、ハセツネの試走でスタート~都民の森まで行きましたが、
三頭山を越えて鞘口峠と三頭大滝の分岐のところで、一人の中年男性が佇んでいたので、
「どこまでですか?」
と聞いたところ、
「巻寄山方面に行って数馬バス停まで行く予定です。」
とおっしゃっていました。
鶴峠~三頭山~巻寄山~西原峠~数馬バス停の山行予定だったらしいのですが、中年男性のいる場所はルートから外れてしまっており、三頭山山頂で下る方向が違うことをお伝えしました。
たまたま近くに案内標識があったので、ルートリカバリー出来ることをお伝えしましたが、時刻は午後13時頃で体調は少し疲れているとのこと、おおよその山行タイムと地形をお伝えしたところ、
「たぶん辿り着けないから都民の森で下山する、また来るよ!」
とおっしゃっていました。
自己判断がしっかり出来る人だと思いました。
昨日の遭難の件ですが、山は怖いところです。
ましてや雪が降れば通い慣れたところであっても、いつもと違う景色に変わってしまうので、ルートがわからなくのは必至、
山に行くとき常に危険と隣合わせだということを意識して、無理ならやめる、ダメそうなら潔い撤退を心掛けることが大事だと思います。
昨日、山へ行く予定でしたが、山は大雪と気象予報士が言っていたので、無理に行かなくて良かったです。
★雪山ではこれぐらいの装備は常備しておきたいところ
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