【トレイルレース】OME WILD BOAR SOUTH SIDE 2018(OWB 2018)参戦記!
OME WILD BOAR SOUTH SIDE 2018(青梅ワイルドボア2018)
青梅トレラン部、初イベント!!
東京で有名なトレイル集団である青梅トレラン部のスタッフよりお誘いをいただき、
初のトレランイベント『OME WILD BOAR SOUTH SIDE 2018(OWB 2018)』に参加させていただきました!
青梅を舞台にした距離約30kmのトレイルレースです。
大会趣旨
更衣室用テント
東京都青梅市の有名なトレイルコースと言えば、
毎年4月に開催される青梅高水トレイルラン(青梅丘陵ハイキングコース~高水山)のコースが有名ですが、
今回の初開催のコースは青梅市の多摩川南側を通る極上のトレイルが舞台とのことです。
青梅駅から南側の多摩川を越えた山域になります(日の出町と青梅市の境目あたり)。
「あまり知られていないところで気持ち良く走れ、アップダウンを繰り返す面白いコース」
コース詳細図リンク先:OME WILD BOAR SOUTH SIDE コースマップ
コースは主に青梅市南側の山域になります、
終盤に多摩川を越えて青梅高水トレイルレースのコースを少し走ります。
距離約30km、累積標高約D+1,500m、ロード区間あり
途中でリタイアしても下山した先は青梅街道、吉野街道、青梅線(奥多摩~立川)が近いので、
とてもエスケープしやすいコース設定よなっております。
集合場所:釜の淵公園
『コースマーキング』
朝8時に「かんぽの宿」の近くにある「釜の淵公園」にて受付をする。
朝8時30分に開会式が始まり終了後すぐにスタート地点である「天祖神社」へ移動、
スタート方式は第1ウェーブと第2ウェーブに分かれており各々30分差でのスタートとなります。
第2ウェーブでスタート
『スタート地点の天祖神社』
第1ウェーブが朝9時30分にスタートし30分後の朝10時に第2ウェーブがスタート!(自分は第2ウェーブです)
第2ウェーブで御一緒した方々は猛者というオーラを放っている人達ばかり、
序盤からほとんどの選手がガンガン攻めていきました!
(自分はすぐに脱落)
コースはとても走りやすくしっかり整備されています。
それでも先頭集団はサブ3ペースぐらいで山道をカッ走って行きました!
(みんな直前まで「ファンランイベント」なんてて言ってたのに...)
トレイルを少し進むと武蔵五日市と青梅市を結ぶ秋川街道に出る(二ツ塚峠)、
秋川街道からさらに東側へ向かい福生市の多摩川直前までロードを走り、
ロードは下り基調なのでペースが上がってしまい1km/4分ジャストまでペースが跳ね上がる。
途中、多摩リハビリーセンター病院前を通過したときに、
たまたま車イスで敷地内をリハビリしていた患者さんが、
猛スピードで疾走していく自分達を見て楽しそうに応援してくれていました。
ロードを福生市直前の多摩川で折り返してトレイルを通って再度二ツ塚峠まで戻る。
「高低図を見る限りでは単純に緩い登り進んでいくとのかな?」と思いきや、走れるアップダウンが連続で繰り返すトレイルが現れる。
微病なアップダウンなので常に走れてしまうのが辛い、ここの区間は体力回復出来ず非常にきつかった!
トレイルで体力をがっつり削られ再び二ツ塚峠まで戻ってくる、
そこから来た道を少し戻り今度は西側の山域「赤ぼっこ」「梅ケ谷峠」「三室山」方面へ進みます。
ヘロヘロの後半戦!
初登頂「赤ぼっこ」
一度訪れてみたかった青梅の絶景スポット「赤ぼっこ」へ初登頂!
急に景色が開けて噂通りの絶景、しかし、ここで本日の限界が訪れました。
「赤ぼっこ」がコース半分の15km地点なのですが既に終了状態...、
ここから無難なペースに気持ちを切り替え「なんとか完走モード」に切り替える、
ここまでは急登という登りはないけれど、ジワジワ体力を奪っていく地形に完全にヤられてしまった感じです。
ヘロヘロにながら「梅ケ谷峠エイド」に到着!
とても参加費500円とは思えぬ豪華なエイドが登場!
青梅銘菓の一角である「へそまんじゅう」も常備してある品揃えです。
すっかり疲れ切ってしまった状態でのポテチ、豆腐は美味かったなぁ、コーヒー、ココア、青汁まであり、
そこらのトレイルレースよりも素晴らしいエイドでした(かなり補給させていただきました)。
未開ゾーン!三室山と日向和田まで
『いい天気』
梅ケ谷峠エイドでエネルギーを充填し気持ちを切り替えコース最高峰の「三室山」を目指して進む!
ここの区間は 山と高原地図(奥多摩 御岳山・大岳山)未掲載ゾーンとのことです。
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一般登山道ではないので「藪漕ぎ」を覚悟していたのですが、
踏み跡もしっかりあり草木も除去されいて綺麗な登山道でした。
青梅トレラン部のスタッフの方々が一生懸命にコース整備をしてくれているのを感じました、
各地で甚大な被害をもたらした台風24号の通過後にも関わらず、
とても快適にトレイルを提供していただき安全に進むことができました。
(コースは急登に次ぐ急登で非常にきつかったですけど...)
三室山山頂へは行かず手前の分岐で「吉野梅郷方面」へ下る、
ここでゴールまで残り10kmほど、
とても下りやすいトレイルなのですが、
ちょっとザレており急な下りなので慎重に下る。
長い下りを降り吉野梅郷の横を走って市街地へ至る、
多摩川を横断し青梅街道方面に向かいます。
『日向和田駅の近くにある橋より』
青梅銘菓『赤紅苑』『へそまんじゅう本舗』の前を通って少し進んだところから再びトレイルへ突入する。
『紅梅宛』
青梅街道を走っているときに青梅マラソン試走者と思われるランナーと数人すれ違いました、
少し前に青梅マラソンのエントリーが終わったばかりなのに、
もう試走をされているランナーがいるとは驚きです!
そしてついにOWBコースのラスボス「青梅丘陵ハイキングコースへの登り返し」へ突入!
登山口の標高約200mほど高低図を見ると青梅ハイキングコースまで標高400mなので、
約200mだけ登れば終わりなのですが、
既に体力と足は売切れ状態!
たかが200mされど200mを苦しみながら登る
息も絶え絶えなんとか青梅ハイキングコースへ至る、
気力を振り絞って青梅永山公園方面に向けて走る。
もう何年も出場していませんが青梅高水トレイルランの最後を思い出しました。
途中でハイカーさんから「頑張って~♪」とありがたい声援を頂く!
青梅永山公園手前にある東屋裏から青梅市街地へ下ります、
下った先は青梅で有名な巨大な枝垂桜(シダレザクラ)が咲く「梅岩寺」の境内でした。
「梅岩寺」参考サイト: 梅岩寺の桜
前日にgoogleマップで予習した最短ルートを辿ってゴールの「釜の淵公園」を目指す!
でも市内フリーゾーンで迷わないように青梅トレラン部スタッフの方々が随所にいてくれました。
『青梅市立美術館』
最後に再び多摩川を越えれば集合場所であるゴールの「釜の渕公園」に到着!
距離も累積標高もそれほどじゃないから楽勝で走れきれる思いきや、
短いけれど濃密な強度でタフでエグく、
休めず走れる箇所が多いので思った以上に疲れました...。
でも本当に知らないコースを走れたのは楽しかったです。
青梅トレラン部のみなさま、とても楽しいレースをありがとうございました!
『釜の淵公園』
今回、青梅トレラン部さんの初開催となるトレイルレース『OME WILD BOAR SOUTH SIDE 2018(OWB 2018)』、
とても初めてとは思えないほど運営がしっかりしていて素晴らしかったです。
部員のみなさまが参加者へ「楽しんでもらう!」という気持ちを非常に感じました、
レース中も各々の役割をしっかり把握されており、色んな場所で応援・誘導をしてくれていて、
走らせてもらってる側としては終始ノーストレスで楽しませて頂きました。
青梅トレラン部の統率力に脱帽です!
ゴール後に頂いた完走証、
『完走証には透かし処理が施してあります』
「楽しんでしまった」という言葉どおり200%楽しませてもらいました。
完走証裏面には、
お疲れ様でした!! また来年お会いしましょう!!
とのお言葉が!!!
来年また開催されるのかな?次大会開催を楽しみに待ってます♪
ちなみに今回走らせて頂いたコースはもちろん皆さんも走ることが出来ます!
青梅高水トレイルコースを走るのも良いのですが、
たまには青梅市南側のあまり知られて山域を楽しんでみてはいかがでしょうか?
▼ コースマップダウンロード先 OME WILD BOAR SOUTH SIDE コースマップ