某レースの返金無し対応に腑が落ちない部分がある
生殺与奪
知り合いのランナーから「コロナで大会が中止の場合はエントリー費の返金無し」という大会があると聞いた。
実際に調べてみたところ本当に存在した。しかも有名な大会。
別に問題ないと思うけれど腑に落ちない部分もある...
大会側が提示した条件に対し、出場したい選手が提示された内容に納得してエントリー費を支払うのは別に問題無い、利害一致、双方の意志確認により契約成立。
そもそも内容に納得できないならばエントリー(振込)しなければ良いわけである。
ただ"今後は他の大会も見習って同様の事をやり始めるだろうなぁ"という懸念がある。
コロナを理由に100%返金無しを条件にすると、
コロナが落ち着いてきて開催出来そうと思っても「蔓延懸念」「まだ油断出来ない状況」なんて事にして中止にするかもしれない、
そして返金無しという方程式が確立するわけです。
こういう前例を作ってしまうと、
直前状況を鑑みての中止判断をしなくても良いんです!
コロナが原因で返金無しというルールを作ったのです!!
昨年のハセツネ本戦も大会数週間前にピークアウトになって「開催出来そう」と思った矢先に中止だったり、
場合によっては中止ありきでエントリー費を徴収する大会が現れる可能性だってあるかもだよね?
中止にしたら”原価格安のTシャツ”と”ちょっとした品物”を送る。
大会準備に掛かる費用は最初から使わない前提にすれば運営側は丸儲け!
これは『悪しき前例』を作ってしまったんじゃないの?
そんなことを各々大会で乱発すれば例え契約上は問題無くても心象は悪くなるだろうし、
ただでさえコロナで減っている競技者をさらに減少させる事になると思う。
定員割れ、大会維持出来ず終了の末路。
自分としては富士登山競走のような中止判断基準が良い目安だと思うけどねぇ、、、
冒頭に書いたけれど、
あくまでも”大会規約に納得した上でエントリー費を振り込んだ側の判断”だから、
エントリーor降込んだあとから「よく読んでませんでした」「知りませんでした」は通じないぞ!
ほぼ引退状態の自分が言うのもアレですが、
こうゆう不安定な状況化続くならば自分だったら100%エントリーしない、
運営側の加減でどうにでもなるからね、
以前にも書いたけどコロナ禍のレースエントリーは”ギャンブル”だと思っている。
あと何年で落ち着くかはわからないけど、
完全にコロナの風潮が無くなるまで自分の公式競技復活は無い。
最近では「オミクロン亜種」「ステルスオミクロン」「デルタ変異」なんて言葉がよくトレンドに上がっているのを見る。
来月、再来月には蔓延するのか?
それとも肩透かしで終わるのか?そ
れとも別の新種が現れて春先に大流行するか?
今年も大会実施の行方は”神のみぞ知る”だね...