【トレラン】多摩川源流トレイルラン大会で起きた2つの問題について
第11回SUBARU多摩川源流トレイルラン大会で起きた2つの問題
2019年9月8日(日)に開催された『第11回SUBARU多摩川源流トレイルラン大会』において、
2つの問題が発生したことなので取り上げてみたいと思います。
(以下、KFCトライアスロンクラブ公式ホームページより引用)
今回がっかりする出来事が2件発生しました。 これまで数えきれないほどの大会運営をしてきましたが、こんなことは初めてです。 ひとつは、 オフィシャルのスタートタイム(10時)前に3人の参加者がスタートしてしまったことです。 すなわち、自分勝手にアーリースタートしてしまったのです。 理由は台風が近づいてきているからと云うことでした。 台風への対応は運営側が決めることで、個々の参加者が決めることではありません。 この行為はオフィシャルタイムにスタートした多くの選手に対してたいへん無礼なことです。 さらにトップ選手には敬意が払われるべきで、 トップ選手の前のコースは常にクリアされていなければ なりません。 また、大会運営をも混乱させます。 特にコース上に立つ大勢の誘導スタッフが到着予定時間前にゼッケンを付けたランナーがくれば、混乱します。 こういうイレギュラー要因が大事故を誘発するものです。 運営側は参加者がルールを順守してくれるものとして、 信頼の上に立って運営しています。 アーリースタートした選手は自分たちが大会運営まで影響を与えるとは思っていなかったでしょうが、 これは絶対にしてはならないことです。 今後、マナーとルールは守ってください。 もう一つは、 途中関門にひっかかり計測タグを回収された選手がコース途中で計測タグが外れて(なくなって)しまったと云ってゴールしてきたことです。 ゴール地点では 計測タグによる機械的なタイム計測以外に、人の目によるゼッケンの書き留め、ビデオカメラによる全選手のゴールシーンの撮影等々、万全の対策を 取っています。 さらに、途中関門等々で回収された計測タグは順次全てゴールスタッフに届けられます。 これらは正確にリザルトをはじき出すためと、 安全管理上、参加者の動きを把握しておくためのものです。 だから、レース後、最終リザルトを出す時点で、このような悪意のある行為は容易に判明します。 参加者の皆さん、レースというものは運営側と参加者側との信頼の上に成り立っています。 マナーとルールを守って参加してください。
これはダメですね、あり得ないです。
レースに関して主催者の指示・規則に従うのは当然のことであり、
参加者の勝手な判断によりレースを始めるなんて前代未聞であり論外です。
「台風が近づいてきているから」
とのことで勝手にアーリースタートを決断したみたいですが、
だったら潔くDNSしてレースを辞退するか、もしくは台風が襲来する前に帰宅して、
来年に再戦すれば良かったんじゃないですかね?
もう一つの「関門アウトになり計測タグを回収されたにも関わらず計測タグを紛失したと嘘を言ってゴールした」というのも、
関門制限を設けているというのは「走力が無いから打ち切り!」というだけではなく、
設定してある時間内に辿り着けないようであれば、体力、走力及び安全に下山出来る保証が無いとのことなので、「これ以上進むことは安全を確保出来ない」との観点から決めているものなのです。
結果としてはゴールまで辿り着けたみたいですが、
もし途中でケガ・事故・遭難・滑落などを起こした場合は「自己責任だから問題無い」とはいかず、
主催者は重大な責任を負う可能性はかなり大きいと考えられます。
ちなみに多摩川源流のコースはクマが目撃が多い場所でもあります。
同じトレイルランナーとして、こうゆう行為を平気で行うランナーが出始めたことに正直がっかりです。
主催者からのコメントにも書いているように、
参加者の皆さん、レースというものは運営側と参加者側との信頼の上に成り立っています。 マナーとルールを守って参加してください。
この言葉を理解し守れないようであれば、主催者への冒涜でありレースに参加すること自体が失礼にあたります。
今回の件について
自分自身も他人事とは思わず、
今後も主催者へのマナーとルールを尊重し、今後もレースを楽しんで挑めるように心掛けていきたいと思います。
6年前ぐらいに自分自身このレースを走らせてもらいましたが、
とても良いコース設定で正に”トレイルレース”といった良い大会だった思い出があります。から
こうゆう素晴らしい大会が今回のケースで無くなってしまうことも十分に考えられることであり、
今後も多摩川源流を楽しみにしている人達へご迷惑を掛けると思わないとです。
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