ゆうちょ銀行、効果取扱料金を徴収するようになったねぇ
硬貨取扱料金
ちょっと遅れた話題なのですが、ゆうちょ銀行より今月17日から「硬貨取扱料金」を新設との報道がありました。
もちろん「納得出来ない」「困った」なんて意見は多いと思いますが、元・金融機関みたいなところに勤めていた自分には理解出来るところはある。
とにかく、硬貨を窓口等で処理するとなると厄介、まず預かる際にちゃんと枚数をチェックしなければなりません。
「機械で数えるから苦じゃないでしょ？」
と思うかもしれませんが、たくさんの硬貨の中には錆びだらけの硬貨があったり、粘着まみれの硬貨、破損している硬貨、海外の硬貨など、さまざまな硬貨が持ち込まれる事があります。
自分が勤めていた所では、機械で数える前に事前に硬貨をチェックする事が必須、理由は上記の硬貨が￥を含んだ状態で機械に入れると詰まったり壊れたりする可能性がある為です。硬貨選別機も繊細なモノなので変なモノがあると壊れる可能性が高いのです。
あと大量の硬貨を預かると作業処理に時間は掛かるし、機械で数えてるにも関わらず客の提示してきた金額と相違があったりでトラブルになることも稀にあったりもしました。窓口に硬貨持ち込まれると時間掛かるし、重いし、量はあるしで大変であります。
1月は各々の神社からお賽銭を預けに来る暗黒月、汚い硬貨が多かったぁ...
たまに賽銭を奇麗に洗って乾かして持ち込む神社があったけど、そうゆうの稀、たいがいはノーチェックの持ち込みがほとんどでした。
政府も電子決済やらpaypayなど推奨しているし、後々、この世から紙幣＆硬貨を無くしたいんだろうなぁと感じる。
スマホからピッと機械を通せば楽だし、釣銭なんかもいらないし、残高だって今は簡単にスマホから確認出来るし、場所によっては神社・寺にお賽銭を電子決済出来るところもあると聞いたこともあります。
今回の硬貨手数料徴収は、近い未来、紙幣＆硬貨を無くす動きに拍車を掛けたと思います。
