サバネコ

元トレイルランナーの奮闘記

【富士登山競走】富士登山競走山頂コース参加者ヘルメット義務化について

富士登山競走山頂コース・ヘルメット義務化

 

富士登山競走【公式】ホームページより、

【第73回富士登山競走】山頂コース参加者に対するヘルメット着用の義務化について

投稿日 : 2019年10月30日

富士山競走山頂コース・ヘルメット義務化について、読売新聞オンラインにも掲載されているようです。
どうやら来年の「第73回富士登山競走山頂コース」はヘルメット義務化になるとのことです。
自分が昨年の富士登山競走に出場したときは、
ヘルメット着用は義務化ではなく「強く推奨する」とのことでした。
その時は5合目~6合目にて「選手のみヘルメット無料貸出」が実施されていたので、
自分は「どんな感じなのかな?」と思い、
興味津々でヘルメットをお借りして山頂まで登り、
無事に完走することが出来ました。
実際にヘルメットを着用して富士登山競走山頂コースを完走した感じでは、
「ヘルメットを被っても競技にさほど支障を感じませんでした」
記事に「走りづらい」と記載されていましたが、
着用義務は5合目ですし、だいたいの選手は走らずに(走れずに)歩くと思うので「走るづらい」ってことはなかったですね、
まあヘルメットの紐調整に難儀はしましたけど...。
今回のヘルメット着用義務は記事にも書いてあるとおり、
「安全を最優先」
とのことで義務化に本腰を決めたようです。
昨年、自分が5合目にあるビジターセンターにてヘルメットを返却する際に、
山梨県の新聞社の方がこうおっしゃっていました、
「富士山の落石は思っている以上に多い、登山道にはそれなりの落石防止をしているので落石の実感が湧かないと思うけれど、登山道をはずれた場所では常に落石が発生している」
「いくら整備してある登山道でも落石を防ぎきれないこともある、そこにたまたま発生した落石が頭部にあたり命を落とす可能性も少なからずある」
「そのたまたまの発生で命を落とさない為にも、石橋を叩いて渡るのではないが、富士山に登る登山者にはヘルメットを着用して登山を楽しんでほしい」
富士登山競走でもみなさんの意見を慎重に考慮し、ヘルメットを着用して競技に望んでほしいと思っています。特に競技中は必死な思いで登られるので、知らず知らずに落石を発生しかねないこともある」
富士登山競走を利用ではないが、競技者の方々がヘルメットを着用してレースを頂ければいただければ、一般登山者にも富士登山でのヘルメット着用が広く浸透し、落石による死亡事故が防げる被害を少しでも無くせればと思う」
昨年の記憶なので定かではありませんが、
だいたい上記のようなお話をした気がします。
自分は富士登山競走山頂コースでのヘルメット着用に賛成」です。
昨年もロシアの女性の方が落石にり胸部を強く打ち死亡される事故が発生しています、
富士山は見てのとおり落石すると下までずっと転がり続ける地形なので、
本当、危険な山だと思います。
「事故が発生してからではなく事故を未然に防ぐ」
意味でも良い決断だと思います、
SNSで「議論している人達は実勢に走ってないのに義務化しやがったよ」という意見を目にしました、
もちろん実勢に走っていないと思いますが、
昨年もその前の年も、実際にヘルメット着用して走った人達の意見を聞き取り調査をしてからの議論、そして決断なので、
安易に義務化へ決断した事だと思わないけどね。(実際に自分が聞き取り調査を受けたので)
来年の富士登山競走山頂コースへ参戦予定の方は、
実施にヘルメット着用して富士山登山を体験してみると良いと思いますよ!
(レンタルもあるし)
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