サバネコ

元トレイルランナーの奮闘記

【ハセツネ】初めてのハセツネ参戦記

ハセツネ初参戦の思い出

 

 

先週の6月1日(金)に『第26回日本山岳耐久レース(長谷川恒夫CUP)』のエントリーが開始されました。

しかし、

エントリー開始わずか7分程で定員完了!

さすがハセツネ!大人気トレイルレースと言われるだけあります。

年々

 

今年のハセツネ30K、ハセツネコースの試走者、SNSを見ていると、ここ最近はご新規さんがかなり増えた感じがします。

たかが5回しかまだハセツネには参戦していませんが、

ハセツネに初めて出場されるという方に少しでもお役に立てればなと思い、

自分が初めてハセツネ本戦を走ったときの思い出を書いてみようと思います。

※あまり役立つことは少ないと思いますので、ご了承ください。

 

第22回日本山岳耐久レース(長谷川恒夫CUP)

初めてハセツネ本戦を走ったのは、いまから4年前のことです。

春のハセツネ30Kがポイント制から優先エントリーにちょうど移行したときです。

2014年は自分にとって本格的にトレランを始めた年

2014年のハセツネ30Kがほぼトレランデビュー(1週間前に高水走ってます)、

運良く男子1000位以内に入り、ハセツネ本戦に出場出来ることになり嬉しさ以上に不安と緊張でいっぱいでした。

トレラン初めて半年でのハセツネであり、

初の夜間走、装備、感想などを思い出しながら書いてみようと思います。

 

レース展開

序盤から周囲の流れに乗ってしまい、市道山分岐を越えたあたりから撃沈寸前、

「さすがハセツネ、想像以上に厳しいレース...」

醍醐丸でリタイアしようか本気で考えました。

しかし、ハセツネは制限時間24時間あるし、

タイムはショボくても完走出来れば今後の良い経験になるだろうと考え直し、

とりあえず完走を目指してペースを落としながら進みました。

 

軍刀利神社あたりで何故か復活、そこから気を抜いて流す感じで走る。

笛吹峠(うずしきとうげ)でライト点灯、ほぼぶっつけ本番のナイトランにびびりまくり、

「こんな暗さでレースをやるなんて無茶だよ!」

と思いながら、恐る恐る進む。

 

三頭山の登りでだんだん暗さに慣れてきて、ライトの使い方・照らし方も理解し始める。

ちなみに当時から使っているヘッドライトは、

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安さ、耐久力でお馴染みのジェントスです、

近所のアウトドアショップで格安で販売されてたものを購入しました。

ルーメン数はあまりないけど連続点灯時間が10時間越えてるのを選びました(単3電池×3本)。

ちなみにハンドライトも、

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ジェントスです、これも格安で販売されていた物を購入しました。

当時はとにかく完走出来れば良いということで、

特にライトはこだわって購入していませんでした(とりあえず光ればなんとかなるだろうという考えです)。

当時、先人の方々のブログを拝見させていただいても、

みなさんジェントスだったということもあります...。

ちなみにいまでも現役で上記のジェントス達は使用しています、

この前の彩の国でももちろんヘッド・ハンドライトとも当時のジェントスを使用しました。

 

第2関門 月夜見ではポカリ1.5Lを補給、

滞在時間ほぼ1分、

「休むなら歩きながら休む」

惣岳山手前の急登、御前山の登りではかなりのヘロヘロ、

ハセツネ三大ボス(三頭山・御前山・大岳山)のなかでも御前山の登りが私的に一番きついです。

ここからあまり覚えていませんが、この時はゴールで友人が待っているので、とにかく必死に進み早くゴールを目指していました。

綾広の滝の水場でガブ飲み、御岳神社の手水舎でも水をガブ飲み、

日の出山をヒーヒー言いながら登って、ラストの金毘羅尾根の下りは既に疲労困憊状態なのでジョグペースで走る。

ようやく住宅地に出たときにはホッとしました、ナイトランって怖いなぁと思いながらゴール!

タイムは10時間30分台、ぎりぎりその日に帰還出来て満足でした。

 

その後、ゴールで待っていた友人のところへ行ったら凄く驚いていました、

予想では13時間~14時間ぐらいでゴールすると思ってたらしいです。

自分のハセツネデビュー戦はこんな感じでした、

このタイムは現在のセカンドベストです。

今年は自己記録更新をしたいなぁと思っています。

 

装備

 

主な試走

当時の試走回数

  • 前半(五日市中学校~都民の森) 1回
  • 後半(都民の森~五日市会館) 1回
  • 全周 1回

だった気がします。

とにかくハセツネ級のレースは一度試走をすることをお薦めします。全周は無理でも、部分試走をするのはとても良いですよ!

明るいときに走り、コースの特徴をなんとなくでも覚えておくのはレースでは最強の武器になります。

 

最後に

ハセツネは距離71.5kmで制限時間24時間あります。

ハセツネ歩いてでもゴール出来る!と言われているレースです、

途中で気持ち悪くなったり、眠くなったりしても復活する可能性が物凄くありますし、第1関門 浅間峠からトレッキングポールも使用可能なので、

あきらめずに進めばゴール出来る可能性大です。

自分も今回で5回目ですが、途中で撃沈してもアドベンチャーグリーン獲得(10回完走)を目指して23時間59分掛かってでもゴールするつもりです。

 

あとレースまで4カ月あります。

準備・対策するのにまだまだたっぷり時間はあるので、じっくり戦略を練りましょう!