「ぬか漬けプロジェクト」破綻しました。
ぬか漬けプロジェクト
ちょい前のブログにて、近所の脱穀機から無料の「米糠が手に入る」ということを知り、
人生初のぬか漬け作りを計画していました。
ナスやキュウリなどを種植えから始め、苗を作り、庭を耕し、夏ごろに収穫して、信楽焼きのぬか漬け専用の壺を購入し、トイレの床下にぬか床を作り、毎日ぬかに手を突っ込んでおいしいぬか漬けを作る、
壮大な「ぬか漬けプロジェクト」を描いていました。
数十年ぶりの野菜作りなのでかなりの気合が入っていました、
水曜どうでしょうのシェフ大泉 夏野菜スペシャルぐらいの気合を入れた野菜作りを計画していたのですが、
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結果は破綻となりました、その一部始終をご覧ください!
交渉
ぬか漬け作りにおいて、大幅なプランは出来上がり、あとは行動に移すだけなのでしたが、一つだけ懸念材料が存在しました、それは、
『作った苗を植える場所』
俗に言うと土地問題ですね、
我が家にはせまいながらにも若干の庭が存在します、上手く工夫すれば育てた苗ぐらいであれば植えることも可能です。
現在、庭には春めいた植物が少し植えられており、ちょうど見頃を迎えております、
- チューリップ
- パンジー
- コスモス
苗を植えるスペースを確保するために家族と交渉を開始しました、もちろん既存の植物達には迷惑を掛けないことを約束し、
「少しでもスペースをいただけませんか?」
と柔腰の交渉を幾度となく重ねました。
しかし、
- そこの土地は〇〇の花が秋頃に咲くからダメだ!
- そこは配管が通っているから耕したときに管を傷つけたらどうするのか?
- そこの土は硬くて野菜を植えても無駄だ!
- プランターで育てろ!
などなど、こちらのプランに対して難癖つけて話を聞こうと致しません!
交渉は完全に暗礁に乗り上げてしまいました。
領土問題
簡単に言えば「土地はやらん!」ということです。
こういった交渉は仕事で何度か経験したことはありますが、一切聞く耳を持とうと致しません、
某国の海洋権の争いやカニ漁の漁場の確保、先祖代々の土地を手放したくないというお話に似た感じがします。
- 粘り強く交渉を続けて相手をジリ貧状態にまで持って行くか?
- 行政代執行のようにやや強硬策に打って出るか?
こちらも武闘派なので、いきなり話を聞かずに苗作りを始め、大丈夫そうな土地を耕し苗を植える強硬策を開始しても良いのですが、
『絶対に成功させる』
という強い信念と結果を出さないと、今後の立場が完全に無くなるハイパーリスクを負う覚悟を持てるのか?
トレランで言うと、
- ハセツネで招待選手になる。
- 彩の国100mileで完走と総合優勝する。
これぐらいの難しさはあるのではなかろうか?
撤退
現状の(家族での)立場を考慮すると、
『ハイパーリスクを負ってでも強硬策に打ってでるのは得策ではない』
はい、負けです。
これ以上話をするだけの労力と時間が無駄、根気勝負を挑んでも勝ち目はあるのですが、ここは先方を立てて穏便に終結させた方が良いでしょう、
しかし、
- 現状の事なかれ主義
- 無冒険思考
厄介な考え方で困ります、もう少し心の視野を広げてほしいもんです。
あとがき
現在、家族にぬか漬け作りについては「見ざる聞かざる言わざる」です。
トッキリ場急登で息が整わず、ゼェーゼェー言ってるところで、
「ぬか漬けいかがですか?」
って言ってみたかったですね、
「ぬか漬けプロジェクト」は見事に撃沈で終了となりました、撃沈はトレランだけで十分です。
プランターは狭く根の成長も著しく遮ってしまうので、自分の納得できる野菜を作ることが出来ないのでやりません!
今回の計画は撤退しますが、次回の企画は負けませんよ!