サバネコ

元トレイルランナーの奮闘記

怖い話を書いてみよう!2018

夏といえば怖い話が鉄板!

 

というわけで、

今回のブログは『過去、実際に自分が体験した怖い話』を書いてみようと思います。

あんまり怖くないと思うので期待しないでくださいね、

 


遡ること10年ぐらい前の今頃のお話

この年、母型の祖父母が半年間隔でお亡くなりになられ(2人とも老衰の大往生)、祖父母2人が住んでいた家が急に誰も住んでいない状態になってしまいました。

そこで兄弟同士で祖父母の住居を今後どうするか協議した結果、息子家族が引っ越してきて住むということで話がまとまりました。

しかし、ちょうどその息子家族の子供が小学校の卒業の年だったので「卒業してから引っ越してくる」となり、翌年の春までは引き続き祖父母の家に誰も住まない状態になってしまいました。

祖父母の家は意外と人通りもあり目立つところに建っているので、一日中戸を締め切っていたり、夜に明かりも灯さないとなると空き巣に侵入される可能性は高いので、息子家族が引っ越してくる春までは自分が棲むことにしました。

 

とある蒸し暑い夏の日の夜のこと、

 

その日は夏休みの旅行から帰宅する日で、最終日ギリギリまで遊んできたので、帰宅はすっかり夜中になってしまいました。

早朝から行動してたので体は超お疲れ状態です。

帰宅後、シャワーだけ浴びてすぐに2階の寝室へ行き倒れ込むように就寝しました、そして少したった頃、下の階の勝手口から誰か入ってきた気配がしました。

 

「あれ?下の階の戸締りはしっかりしているはずなんだけどなぁ...、誰だ?」

 

と思った矢先、体全体が金縛りになりました。

 

下の部屋はしっかり戸締りをしていましたが、自分の寝室は暑いので窓は網戸にし、扉などはすべて開けっ放しにし風通しを良くしながら寝ていました。

 

「金縛りになったか!」

と思ったと同時に下にいる人物らしき何かが、下の階をゆっくりとウロつき始めました。

忍び足のようなゆっくりとした足取りで、下の部屋を隅々まで歩いている気配を感じました。

気配は動いているときの床の軋み(きしみ)みたいなのがあり、今どこにいるのかは寝ながらでも感じとれました。

 

居間、奥の部屋、仏壇が置いてある部屋、玄関、台所...、

何かを物色したり探し物をしているわけではなく、一度も立ち止まらずにただゆっくりと部屋から部屋へ移動している感じでした。

 

そして、自分が寝ている2階へ行く階段の前に来たときのことでした、

 

いままでゆっくりだった動きが、突然、ダッシュで階段を音を立てながら一気に駆け上がってきて、そのまま自分が寝ている部屋へ突っ走って侵入してきました。

部屋に入って来るなり、その人であろう何かは顔を寝ている自分の顔およそ1~2mmぐらいしかない距離まで近づき、自分をずっと凝視していました。

 

しばらく凝視したあと、

その何かは部屋から出ていきました、そして部屋を出ると同時に金縛りが解け、

冷や汗の滝汗を掻きながらゆっくり目を開けると何事もない普段の風景でした。

 

おしまい。

 


 

 

昔から金縛りになるとこの手の幻覚作用を頻繁に見ます。

この時のはなかなか恐ろしい演出で、正直かなりビビりました。

自分なりに解釈すると”夢と現実の間”みたいな感じで、リアルな夢を見ている状態だと思っています。

 

文章能力がイマイチなので、よく伝えられなかったと思いますが、

「面白かった」と思っていただければ幸いです。

 

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