サバネコ

元トレイルランナーの奮闘記

中国の山岳マラソンからの教訓

再考

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23日に中国にて21人のランナーが、異常気象による低体温症でお亡くなりになった件について、まずはご冥福をお祈りしたいと思います。

山岳地帯でウルトラマラソン、悪天候に見舞われ21人死亡 中国

自分もトレイルランナーの端くれとして、同じ競技をやっている仲間が21人も亡くなられてしまったことが悲しい。

過去に自分が参加したレースで滑落事故が発生し亡くなったことがあったし、レース中に遭難して行方不明になってしまい、いまだに発見されてない案件もあります。

レースと関係無いですが、某レースに参加したく、雪山にてトレーニングをしていたら滑落して無くなったという話も聞いたことがある。

今回の件は改めて”山のレース”について再考させられました。

こうゆう事件が起きるとヘコむ。

以前、単車が好きで250ccのバイクでツーリングに出掛けまくった時期があったけど、スピードを出して転倒したときや、走行中の大型トラックに巻き込まれたりしたら即死するだろうと思い、バイクに乗るのをやめた。

凄く楽しかったけど「そのうち死にそう」って思ってから乗れなくなっちゃったね・・・

いま山のレースも上記と同じような感情が芽生え出している。

以前、雲取山に行った時に七ツ石山の巻道にて滑落未遂を起こした前科もあるし、「今度はガチの滑落をして命を落とすかも?」と常に心に思っている。

バイクは止めて正解だったと思うけど、山は「やり残している」ことが多々あるので、もう少し続けたいなと思う気持ちの方が上かな?

今回の事件を教訓に、レースに今後も出場するのであれば『明日は我が身』と思わないとです。