【橋本病】甲状腺機能低下症についてまとめてみる【甲状腺機能低下症】
橋本病
自分の持病である甲状腺機能低下症(橋本病)について簡単にまとめてみようと思います。
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甲状腺の役割
甲状腺は首にあります
人間の体は、体温など常に一定の状態を保つ恒常性が備わっています。
内分泌系は体を一定に保つために、変化に対応してさまざまなホルモンを血液中に分泌し、他の器官に作用することで体をコントロールしています。
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモン(=ヨウ素などの栄養素)が血液によって全身に運ばれ、全身の臓器や細胞の働きを活発にさせます。
全身に運ばれる甲状腺ホルモンは全身の細胞で新陳代謝を促し、心臓に働きかけ心拍数を上げ、脳の発育を促し、思考を活発にし、肝臓のLDL受容体に働きかけ血中コレステロール値・中性脂肪値を下げる、体や骨の発育を促しています。
簡単に言うと、甲状腺ホルモンは全身の臓器や細胞の活動を活発にする「元気の素」ともいうべきホルモンです。
健康なとき血液中の甲状腺ホルモンは適切な濃度が保たれていますが、何らかの原因で甲状腺ホルモンの分泌が適切に行われなくなります、これを甲状腺疾患と言います。
甲状腺機能低下症(=橋本病)
甲状腺疾患は複数あり、
甲状腺の機能が高まりすぎて甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる=甲状腺機能亢進症(バセドウ病) 甲状腺の機能が低下して甲状腺ホルモンの分泌が不足する=甲状腺機能低下症(橋本病)
があります。
自分は下記の甲状腺機能低下症(=橋本病)になります。
甲状腺機能低下症(=橋本病)は、
基礎代謝が減り、全体の活動が減る為に、食欲が落ちているのに体重が増加したり、 体が怠かったり、便秘がちになります。 気分が落ち込むことも多く、倦怠感があったり、すべてに「やる気」が起きなくなります。 橋本病は圧倒的に女性に多く発症し、特に20歳代後半~40歳代に多くみられます。 ※男性の橋本病は圧倒的に少ない。
橋本病は、本来、体の外から入ってきたウィルスや最近を退治するはずの免疫細胞が甲状腺の細胞を敵として攻撃の対象にしてしまうと考えられています。
橋本病の自覚出来る症状があらわれるのは、かなり症状が進んでからになります。
甲状腺が抗体から攻撃を受けるようになっても、甲状腺に炎症が起きるだけですが、さらに、慢性の炎症で細胞が破壊され、甲状腺ホルモンの分泌が下がっても、脳がそれを察知して、甲状腺刺激ホルモンが分泌されます。
すると、残っている甲状腺ホルモンを分泌しようとするので、血液中の甲状腺ホルモンの濃度はそれほど下がりません、しかし、さらに甲状腺の細胞の破壊が進むと、いかに甲状腺刺激ホルモンが分泌されても、甲状腺がそれに答える能力がなくなります。
それにより、甲状腺ホルモン濃度が下がり、体にさまざまな不調が現れるようになります。
甲状腺低下機能低下症(=橋本病)と診断された経緯
橋本病という病気はわかりにくい病気で、橋本病だけれど一生気づかないままの人もいると言われています。
自分が甲状腺機能低下症(=橋本病)を発症していることを知ったきっかけは血液検査によるものです。
仕事で倒れて救急車で運ばれたときに受けた精密検査で知る事になりました。
血液検査では、甲状腺ホルモン、下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモンの濃度を調べます。
甲状腺の機能が落ちて甲状腺ホルモンの分泌が低くなると、脳下垂体からTSHという物質が分泌されます。
TSHの数値が高ければ甲状腺の機能が低下していることを意味し、橋本病の疑いがあるとのことです。
甲状腺疾患は遺伝により甲状腺の病気を発症するケースが多いらしいのですが、自分の近親者には甲状腺の病気を持病に抱えている人は誰もいないのです。謎。
甲状腺機能低下症(=橋本病)の治療
橋本病と診断された場合、治療を行うことになるのですが、
治療は不足している分の甲状腺ホルモンを薬で補うというものです。
▼ 主に使用されるホルモン剤
甲状腺ホルモン剤は、体内で作られている甲状腺ホルモンを同じものであり、副作用などはほとんどありません。
しかし、上記、薬剤は一般のドラッグストアー等では入手出来なく、医師による診断を受けて適切な処方箋を用意してもらわなければなりません。
インターネットで「橋本病」などの免疫力をいろいろと調べてみたところ、下記の飲み物が好評であることがわかりました。
■主な成分の特徴■
鹿角霊芝:免疫力を上げます。
高麗人参:滋養強壮、低血圧に。
紅参:高麗人参をさらに凝縮。人参の良さをさらに引きたたせます。
【リンク先URL】⇒ https://kayseydo.com/kaysey/item0027/
養命酒みたいな飲み物みたいです、免疫力を上げる成分が豊富に入っているとのこと、自分みたいに薬剤に抵抗のある人はお薦めです。
まとめ
橋本病などの甲状腺機能低下症の場合、運動に特別な制限はないとのことです。
体に急な負担をかけず、少しづつ運動を増やして、積極的に体を動かす機会を作ることが大切だと言われています。
服用により甲状腺機能が正常に戻ったら、ストレッチなどの軽い運動からスタートし、日常生活でこまめに動くことを心掛けるなどして、徐々にスポーツを再開させます。
本格的なスポーツ再開は3~6カ月程度とのこと、
運動好きの自分にとって橋本病を発症させてしまうと、状態が良くなるまでは絶対安静が必要になります。
「体の状態がおかしいかな?」
と思ったときは、
甲状腺ホルモンを助ける上記商品や、なるべく体に負担をかけないように心掛けています。
この病気は他から見ると、やる気がないように見えて、周囲からの冷ややかな冷遇に何度も遭っています、今回のブログでは少しでも、この病気を理解してもらえればと思います。